長期投資家は脳死ガチホで本当にいいのだろうか?インデックス積立投資の場合

投資

2020年3月現在、株式市場は新型コロナの影響による大暴落に見舞われている。2月末から下がり続けたダウ平均株価は、約3週間で最高値から20%以上もの下落率を記録した。

アメリカ市場は過去最大の下落幅を記録しただけでなく、ブラックマンデー以来の下落率10%越えも達成。急落の影響により、自動的に売買を停止するサーキットブレーキも発動した。

先週末、ブログ記事を書いた時にまだまだ下げる可能性があると指摘したが、まさかここまで急落するとは思っても見なかった。

もちろんS&P500に投資している私の含み損は、拡大し続けて、ついに含み損50万を突破。おそらく最高値から約100万も資産を減らしたことになる

株価の水準も直近3~4年で最低水準にある事を考えると、ここ最近投資を始めた人は損失を出している人の方が多いだろう。つまり、投資をしていない方が得をした訳だ。

僕自身、積立投資目的の長期投資を始めたのが去年の5月頃。始めて買ったのがVOOで、それ以降はeMAXIS Slim S&P500に積立投資を続けている。

はっきり言って、僕の損失なんてまだまだマシだ。

もっと長期の積立をしている人にとっては、長年積み上げてきたこれまでの含み益がたった3週間程度で飛ばしてしまった人もいるだろう。

「上げ百日、下げ3日」という投資の格言がある。相場が上げるのには時間がかかるが、下げるのは一瞬であるという有名な格言だ。それをまさに思い知らされた。

上手い投資家の中には危険を察知して、すぐに損切出来た人もいる。和製バフェットさんや、東大バフェットさんなどなど…特に東大バフェットさんの見切り力は素晴らしいと思う。急落の初動で見事な損切り。

しかし、僕のように逃げ遅れた人の方が多いのが現実だろう。

特にインデックス長期投資家はポジションを持っている事に慣れ過ぎて、急な相場変動に上手く対応出来ない人は多いと思う。つまり脳死でガチホしてしまっている状態だ。

「この急落は10年20年経てば元に戻るから、問題ない」

こういう指摘もあるだろうが、本当に正しいのだろうか?

今回は長期投資家の取るべきスタイルについて考えてみようと思います。あ、基本的にインデックス投資目線で語っていきます。個別株は知らん。

インデックス長期投資家のガチホは基本的に正しい

ガチホとは?

よくよく考えればガチホってネットスラング的な感じなので、もしかしたら意味が分からない人もいるかもしれないので、軽く説明。

ガチホとは、ガチでホールドするの略で含み損を出しても利益が出るまで、ポジションを持ち続ける事です。急な相場変動に動じず、長期投資目線で考えて自分の持っている株であったり、投資信託なりを信じる手法の事です。

投資においては、損失が出た場合に適度に損切をする事がとても重要です。しかし、損切貧乏という言葉もある通り、トレードをする度に損切をし過ぎて、結果資産を減らしてしまう個人投資家も多いです。

自分が上がると信じている銘柄をガチホをして、損切をせずに大きく勝っていく方が良いだろうという投資の考え方ですね。

実際、仮想通貨や株価が10倍以上になるような銘柄をガチホして大きく資産を増やした人もいるのも事実です。

何度も逆境を乗り越えてきた米国市場

インデックス投資と言えば、米国市場。過去何度も経済的な危機があったものの、その度に力強い復活を遂げており、まさに長期投資における最適な投資先と言えるでしょう。

ITバブルがあっても、リーマンショックがあっても、約5年も経てば元の水準に戻り最高値を更新。経済大国1位でありながらまだまだ経済成長を続ける化け物国家のアメリカ。

あの有名なバフェットも個人投資家にはインデックス投資をおすすめしているほどなのです。

米国株インデックス長期投資のガチホ戦術は王道であり、かつ効果的な投資方法である事には異論は全くありません。

積立長期投資のリスク

積立投資は安全ではない

積立投資は安全で低リスクというイメージがあるが、全くお門違いの認識である。

積立投資の一番のリスクは投資期間が長引けば長引くほど、リスクが拡大していく点にある。

つまり、僕のように積立投資初期に運よく暴落が起きた場合と、投資期間が長くなった後に暴落が起きた場合のダメージは全く違うのだ。

積立投資を長期に行うと言う事は、リターンもリスクもどんどん膨らんでいくと言うことなのだ。

しっかり考えないといけない長期積立投資の出口戦略

投資は何故始めるのでしょう?それは資産を増やすためです。

では何故資産を増やすのでしょう?それは資産を使って自分の人生を豊かにするためです。

資産を使うには、現金化しなくてはいけません。

つまり、積立投資はいつか現金化しなければいけません。長期投資家もどのタイミングで売るかをちゃんと考えないといけないのです。

年齢とリスク管理

この出口戦略を考える上において、自分の年齢というのはとても重要な事。

大体の人は何歳までにこれだけ貯めるとか、定年までにこれだけ貯めるみたいなざっくりとした目標を立てていると思う。

人生の終盤において暴落が起こった場合、10年20年待つという選択は非常に難しい。そもそも、10年後20年後に生きているかどうかわからないのにガチホして意味があるのか?と言う気もするし。

そう考えると、人生の序盤、20~30代はリスクを取って投資をして、50代以降は投資を控えて現金化してリスクを減らしていくのが理想なんじゃないかなって思うんだよ。

定年になって退職金を投資するという無謀さ

退職金を投資に回すという話をたまに聞くが、あまりにも無謀な投資だと僕は思っている。

むしろ定年になったら、自分の投資を切り崩して現金化しリスクをより落として行くぐらいの状態じゃないといけないだろうと思っている。

つまり投資は若い内に始めて、だんだんと終わらせていくのが理想。

まとめ

何にしても、長期積立投資は期間が長引けば長引くほどリスクが増える。ガチホ戦術は確かに有効だが、ちゃんと現金化してリスクを抑える事も大事。

もちろん、年齢が若い内は現金を減らして投資をガンガンする事も一つの手ではあるが、特に人生終盤に差し掛かった場合のリスク管理は必須。

上手い事、安く買って高く売るみたいな事が出来ればええのになぁ。。。

 

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Posted by GUN